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田山花袋「蒲団」原案(!)
「卍リバース」「知人の愛リバース」に続く原案もの。
予告編を見る限り、40代脚本家のもとに女子大生が弟子入りしてくる。
危険な香りしかしないが、果たして?
というわけで、映画館に突入。
始まり時点では観客おいら1人。 映画終了時5人。
観賞後
醜い中年男性の話だった。
30代で代表作を発表したあと、それに並ぶ作品を世に送りだせていない脚本家。
野心を抱いて、新潟から大学を中退して脚本家のもとに押しかけてきた女。
前半は、40代の脚本家が、その女子大生くずれに翻弄され、理不尽な態度を
とるようになるまでが描かれる。
後半は、老醜いや、40代で老醜か?ま、その女に才能が枯渇していることを
見抜かれ・・・・・
老害にすらなれないみじめな脚本家の話といったところか。
その2日前に見た「はじまりの日」は、たまたま聞いた女性の歌声に才能を
感じ、メジャーデヴューさせるために奔走する老人一歩手前の男の話。
一方この映画では、その女の才能を自分の為だけに・・・・
満足度 3.75
蛇足 このところ同じようなテーマの映画を見る。
21歳の女性を描いた「ナミビアの砂漠」と「威風堂々」
男女の体が入れ替わる「愛のぬくもり」と「私が俺の人生!?」