映画「蒲団」 10月10日 シネマスコーレにて

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予備知識&期待感

  田山花袋「蒲団」原案(!)

  「卍リバース」「知人の愛リバース」に続く原案もの。

  予告編を見る限り、40代脚本家のもとに女子大生が弟子入りしてくる。

  危険な香りしかしないが、果たして?

 

というわけで、映画館に突入。

 始まり時点では観客おいら1人。 映画終了時5人。

 

観賞後

  醜い中年男性の話だった。

  30代で代表作を発表したあと、それに並ぶ作品を世に送りだせていない脚本家。

  野心を抱いて、新潟から大学を中退して脚本家のもとに押しかけてきた女。

  前半は、40代の脚本家が、その女子大生くずれに翻弄され、理不尽な態度を

  とるようになるまでが描かれる。

  後半は、老醜いや、40代で老醜か?ま、その女に才能が枯渇していることを

  見抜かれ・・・・・

 

  老害にすらなれないみじめな脚本家の話といったところか。

  

  その2日前に見た「はじまりの日」は、たまたま聞いた女性の歌声に才能を

  感じ、メジャーデヴューさせるために奔走する老人一歩手前の男の話。

  一方この映画では、その女の才能を自分の為だけに・・・・

 

満足度 3.75

  

 蛇足 このところ同じようなテーマの映画を見る。

     21歳の女性を描いた「ナミビアの砂漠」と「威風堂々」

     男女の体が入れ替わる「愛のぬくもり」と「私が俺の人生!?」