映画「コットンテール」 3月1日 ミッドランドスクエアシネマにて

予備知識&期待感 
    リストアップした時点で、何に惹かれたのか忘れた。
 監督が日本に住んでいた時期もあるということ以外に
 知識なし。
 
というわけで、映画館に突入。
 が、なんと予約した時間を勘違いしており、入場料一回分が
 吹っ飛んだ。
 なぜか、客多し。
 ?
 
観賞後
 
 最初の10分でこの映画に取り込まれる。
 妻の遺言通りにイギリスに散骨に行く話。
 出会いから臨終までの記憶を間に挟みつつ、お話は進む。
 父と息子の和解というもう一つのテーマが絡み合う。
 
 感想は、途中から涙が止まらなかった。
 これ以上、でてこない。
 
落涙度 5以上
 
 明かりがついてびっくり。女性ばっかり。
 男はかなり少ない。
 これは・・・・「押し」が理由か?
 
 
 
 

映画「エル・スール」 2月20日 伏見ミリオン座にて

予備知識&期待感
昨秋観た「みつばちのささやき」は3度目だったが、ほとんど
忘れており、姉の存在あるいは何度も手紙をやりとりする母が
新鮮だった。
この「エル・スール」のほうが好みで記憶に哀切なラストは
残っている。果たして・・・
 
というわけで、映画館に突入。
 この映画の前に見た「瞳を閉じて」の倍以上の入り
 
観賞後
 あれ?
 自分の記憶にあるストーリーとラストが違う。
 この映画も3度目なのだが、1回目の時はぴんと来ず
 2回目の時にいたくしみた記憶がある。
 最後、父親とかのレストランでダンスを踊ったあと
 さよならを静かに娘に告げて、南へ昔の想い人のところへ
 去るというラストに。
 が、そんなシーンはなかった。
 
 に、しても、やはり染み入る映画である。
 父と娘の物語というかおはなし。
 父の知らない一面を垣間見たとき、娘は何を思うのか?
 静かに静かに時は進む。
 そして・・・・
 自分に対する絶望感がああいう行動をとらしたのだろう。
 娘がそれを理解するには、若すぎる。
 
 
耽溺度4.5
 
 それにしても、自分の記憶とは違うラストにびっくり。
 
 
 
 
 
 

 

映画「違う惑星の変な恋人」 1月26日 ミッドランドスクエアシネマにて

予備知識&期待感

 観る予定になかったのだが、「階段の先には踊り場がある」を監督したことを

 知って急遽観ることにした。

 チラシ(フライヤー)が入手出来なかったのはなぜ?

 前作もチラシはなかったのだが、上映館が刈谷日劇だから仕方がないのだが、

 今回はシネコンなのになあ。

 中島歩がでてるので、また、ダメ男を・・・・

というわけで、映画館に突入。

  観客15人程度。平日だからか?

 

観賞後

  20代男女のすれ違う恋愛模様

  

  チャプターは8まで。

  章立てにしたのは分かりやすくする意味で成功か?

  中島歩演じるレコード会社社員が、男女4人で飲んでいるとき

  男女兼用トイレの前で不意に女性にキスをしてしまうことから

  4人の関係が回転し始める。サッカーのパス回しのように。

  いや、もう言葉の掛け合いが素晴らしい。

  それに登場人物の設定がいいのだと思う。喫茶店員まで変。

 

満足度 3.75

 

蛇足 私にとっては来なかった青春を追体験する映画?だったりする。

 

映画「ゴールデンカムイ」 1月19日 ミッドランドスクエアシネマにて

予備知識&期待感

  なし。

 というか、超人気漫画が原作。

 題名にカムイとあるから、カムイの話なのだろう。

 くらいか。

 贔屓の女優、山田杏奈がでていることが一番の楽しみ。

 「山女」は未見。・

 

というわけで映画館に突入。

      予約の時点で満員になるのはわかっていたので、有休をとって

 朝一で観る。

  成功。

観賞後

  いやあ、活劇巨編と言っていいと思う。

  物語はわかりやすく、アイヌの文化も理解が進むし

  山田杏奈はもう惚れ惚れとするかわいらしさだし、

  CGも素晴らしいし、出て來る俳優が ”楽しそうに”

  演じているし。

  無理に2時間にまとめず、続くし。

  あれ、井浦新ってどこにでてたっけ、だし。

 

  ただ、漫画を知らないことがこの映画を堪能できた理由かもしれない。

 

  山田杏奈 5

  満足度 4.5

 

  

 

映画「ショータイム」 1月6日 伏見ミリオン座にて

予備知識&期待感

 

 観たいと思ったのは「田舎キャバレー」という言葉、とフランス映画の2点。

 それ以外では、チラシの180度開脚かな。

 実話とあるので、どういうことになるのか??・

 

というわけで映画館に突入。

      おもったより、客多し。年配者が多数だが。

   なぜに、この映画をと聞いて回りたくなる。

 

観賞後

  まあ、楽しく観ることはできた。

  差し押さえ(!)寸前の農場の孫が、憂さを晴らそうと入った

  都会のキャバレーに射抜かれ、農場でキャバレーを開こうとする話。

  都会のキャバレーからスカウトしてきたダンサーをはじめ、

  出て來る人物が個性豊かで、さすがフランスといったところか?

  ただ、物語は緩い。でも、驚いたことに起承転結がある、実話なのに。

  転以降の話の展開がええっと思うほど「はしょ」られている。 

  エンドロールで、現在も絶賛営業中の農場キャバレーのパフォーマーたちが

  出て來るのだが、驚くことに映画の中の登場人物より遥かにレベルが高く

  それぞれほんの一瞬しか出てこないのが残念。

 

  満足度 3.5

 

 

 

  

  

  

  

 

映画「PERFECT DAYS」12月29日 伏見ミリオン座

予備知識&期待感

監督 ヴィムヴェンダーズ 主演 役所広司

ぐらいか、前知識としてあったのは。

 

今年の2月、大須シネマで「パリ、テキサス」を観た。

かなりの部分を忘れており、マジックミラー越しのシーンも

記憶とは微妙にちがっていた。

やはり、心にしみた。さすがに泣かなかったが。

(初回、名宝シネマでは涙が)

 

観ておくべき監督の1人。が、今回は作品賞ではなく、主演男優賞。

 

さて映画館へ突入。

老若男女で満員。地下鉄の名古屋駅のでかい広告のせいか?いや。

 

観賞後

日常の繰り返しが永遠につづくかと思わせる前半と

日常のルーティーンを壊すものが現れる後半。

人間は孤独を生きることは、むつかしい。

 

役所演じる主人公が、家から出て空を見上げるときの表情。

掃除を中断して、外で待つ時のほほ笑み。

キスされた頬を染める室内灯の明かり。

若い女神田川をして出るとき、なじみの入浴客の悔しそうな表情。

いつもの昼食場所で出会うOLらしき女性との距離。

出来上がってきた写真をフォルダ?に年月を記入して保管。

等、心に残る場面がいっぱい。

 

憧憬度 4.5

満足度 4

 

蛇足。

この映画を見た後、ブックオフで偶然、発見。

即購入。

映画「PERFECT DAYS」12月29日 伏見ミリオン座

予備知識&期待感

監督 ヴィムヴェンダーズ 主演 役所広司

ぐらいか、前知識としてあったのは。

 

今年の2月、大須シネマで「パリ、テキサス」を観た。

かなりの部分を忘れており、マジックミラー越しのシーンも

記憶とは微妙にちがっていた。

やはり、心にしみた。さすがに泣かなかったが。

(初回、名宝シネマでは涙が)

 

観ておくべき監督の1人。が、今回は作品賞ではなく、主演男優賞。

 

さて映画館へ突入。

老若男女で満員。地下鉄の名古屋駅のでかい広告のせいか?いや。

 

観賞後

日常の繰り返しが永遠につづくかと思わせる前半と

日常のルーティーンを壊すものが現れる後半。

人間は孤独を生きることは、むつかしい。

 

役所演じる主人公が、家から出て空を見上げるときの表情。

掃除を中断して、外で待つ時のほほ笑み。

キスされた頬を染める室内灯の明かり。

若い女神田川をして出るとき、なじみの入浴客の悔しそうな表情。

いつもの昼食場所で出会うOLらしき女性との距離。

出来上がってきた写真をフォルダ?に年月を記入して保管。

等、心に残る場面がいっぱい。

 

憧憬度 4.5

満足度 4

 

蛇足。

この映画を見た後、ブックオフで偶然、発見。

即購入。