映画「国宝」 6月13日 MSS2

予備知識と期待感

 歌舞伎の話。

   監督 李相日 か。「流浪の月」しかみていない。

 

  できる限り、前評判を見聞しないうちに見たかったが。

  市川團十郎はじめ、歌舞伎関係者からの評判もよいので

・・・・・

 

映画館へ突入

 なんてことだ。スクリーン8,296席がほとんど満席。

しかも8割以上が平日の真昼間に、米の心配をしなくていい女性ばかり。

 

観賞後

   

 耽溺度 4

 推奨度 5

 

余禄

 森七菜が出ていることをラストのタイトルバックで知る。えっ?

 拍手のシーンにAFXを使うとは!興ざめ。

 

 

 

 

映画「ぶぶ漬けどうどす」MMS2

予備知識と期待感

   京都をいじる映画だろうな。

 監督の知識なし。

 主演 深川麻衣 コンスタントに主演作があるなあ

 マ、その程度。

 「石門」「秋が来るとき」とやや重たいテーマの映画が続き

 次に見る「国宝」が3時間の大作なので

 「箸休め」になってほしい。

 

映画館へ突入

 えっ?日曜日だからか、8割ぐらいの入り。

 なぜ?

 

観賞後

 これはだめだ。箸休めどころではない。

難病死ぬ人物はいない。婚外恋愛もない。吸血鬼もでない。

時間を何度も行き来しない。 

でも、ひりひりする映画はつくれるじゃん。

冒頭から観客は深川麻衣演じる嫁まどかの保護者と化す。

ものわかりのいい老舗の擬両親の本音は?

よそさんであるまどかに対する周りの応対を見ているうちに

こつちまで、何が正解なのかさっぱり分からなくなる。

 

疼痛度 4

お薦め度 3.5

 

ただし、落語的なラストはどうかと思う。

京都を外から見た人が作った作品という範疇を抜け出していない。

 

余禄 

 数年前、平等院の門前で食事をしたとき、カメラで撮った写真を

 確認することに夢中で、カバンを席から落としてしまっている私に

 その店のおかみが

  おきゃくさんが大事にしてはるかばんが落ちましたえ

 と。

 

映画「秋が来るとき」 6月4日 MSS2

予備知識と期待感

 監督がフランソワ・オゾン

 チラシに老女がふたり。

 それだけ。

   大人を「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」を4区分したのが

 五木寛之だが、この映画に描かれるのは白秋期なのか玄冬期なのか

 なんてことを考えながら

映画館に突入

 年配客が多い。平日にしてはかなり多い。

 なぜ?オゾン?題名か?

 

鑑賞後

 

  秋、孫を連れて娘が帰省するところから始まる。

  キノコ狩りで採って来たキノコを料理して、娘と孫にふるまう。

  毒キノコが。

  娘は激怒する。「私を殺そうとした」

  孫がキノコを嫌いなことを

  知っていて、私だけが食べることを見越して。

  

  この尋常ならざる娘の態度の理由がせつない。

  しかし、シングルマザーが子育てをすることの困難を思うとき

  ・・・・・

  女友達の息子が出所するところから物語は転がりだす。

  思わぬ方向に転がる。と何度思ったことか。

  

 

  これ、バディもの?

  80歳の主人公が「何があろうとも」苦楽を共にした女友達との

  友情を貫き通すお話。

  オゾン、安楽死に次いでむつかしいテーマを選ぶなあ。

  80歳にして、まだ秋で枯れていない。

 

  納得度 4

 お薦め度3.5

 

余禄

 

 なお40年ぶりに「青春の門」読破中。ただいま、第5部望郷篇 冒頭。

 

 

今週(2月22日から2月28日まで)見た映画  星2.5が中央値

1.銀河鉄道999 シネマコンサート       ★★★★

2.銀幕の友                   ★★

3.ゆきてかえらぬ                  ★★★

        (2025・日本) 監督 根岸吉太郎

4.  ブラックバードブラックベリー、私は私。  ★★★★☆

  (2023・ジョージア) 

5.夜のまにまに                 ★★

  (2023・日本) 監督 磯部鉄平

 

今週は5本。2番目の「銀幕の友」は25分の短編。何も見ないうちに終わった。

3番目の「ゆきてかえらぬ」。広瀬すずはすばらしいが、中也役の男優がいまひとつ。なぜかこの手のものは感情移入しないまま見終わってしまうのだが、この作品もそうだった。それにしても、小林秀雄の名すら知らないのか若い人は。

5番目の「夜のまにまに」は、がっかり。脚本から練り直せと言いたい。チラシには若者の恋愛物とされているが、主人公にしか見えない兄弟?か友達の幽霊がついているくだりが全く紹介されていない。この幽霊とのからみを掘り下げるべきだろう。

1番の「銀河鉄道999」と4番の「ブラックバードブラックベリー、私は私。」

このふたつは別稿にて。

 

今週(2月15日から2月21日まで)見た映画  星2.5が中央値

1.ドライブ・イン・マンハッタン (アメリカ)
  星 3.5 ★★★☆
    これ、作品名だけで見ようと思った。幸運にもあたり。
  タクシードライバーと女性客が馬があい
  他人(知り合い?)には言えなかったことを
  お互いに話していくだけなんだが、これがたまらなくいい。
  ショーン・ペンはいわずもがなだが、
  ダコタ・ジョンソンが魅惑的。
  後ろの席で話しているだけなのに、引き込まれる。
  その話の中で、運転手が日本へ行きたいくだりの確かめたいことには驚いた。自販機より・・・以下自粛。
2.ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻(イギリス)      
 星 3.5 ★★★☆
   歴史ものはできるだけ見ておきたい。
   ヘンリー8世がジュードロウなんだが、コスプレのせいか
   よくわからんかった。後は未知の俳優ばかり。
   戦争を起こすのは男だけだという字幕で始まるこの物語、
   一応語りては若きエリザベスである。
   反体制派の女性キャサリンが、なぜかヘンリー8世の
   6番目の妻になりヘンリー8世を内から亡き者にし、
   よき継母としてエリザベス45年の治世の礎を築く話。
   いやそんな話ではない。
   ヘンリー8世の暴君ぶりがすさまじく、5人の妻は
   すべて変死。
   ヘンリー8世のド変態ぶりは映画を見てもらうしかない。   
   腐った足を何度も見せるのはやめてくれ。
  宮廷内の腐敗の暗喩か?
   最後の字幕で「エリザベスの治世45年で・・・」。
3.愛を耕すひと  (デンマーク等)   星 4 ★★★★
  配給がスターキャットなので、普段の感謝も込めて。
 でも見た映画館は、ミッドランドスクエアシネマ。
  デンマークの誰も開墾できない荒れ地に希望を見出すお話。
 ドイツ帰りの将校が開墾を通して疑似家族をなし
 開墾は成功するも、愛に生きるラストが衝撃的。 
 敵というか、開墾を妨害しようとする土地の有力者がえぐい
 彼が行う拷問がえぐい。江戸時代か?
 没入できるいい映画だった。
● 結局今週も3本止まりで、4本は見ることができなかった。
 あと、「間借り屋の恋」という私をそそる題名の映画あり、
 見たかったのだが、上映が月曜日夜のみの1回で 断念。

今週(2月8日から2月14日まで)見た映画

 

1.映画を愛する君へ (伏見ミリオン座 2月10日) 星 不明

   監督がアルノー・デフレシャン

  最初の30分ぐらいは、付箋をつけたくなるような感じだった。しかし、描かれる   映画の映画の歴史と監督の分身である主人公のドラマが乖離していて、どうも楽しめないなあと思っているうちに、睡魔が私を映画のスクリーンから隔離してしまったので

評価なし。

2.きみといた世界 (シネマスコーレ 2月14日) 星 ★★★

  観客が一桁というのはつらいのう、監督。

 監督に何故この映画を見に来たのかと問われ、つい予告編を見てとウソを見るのついてしまった。今週は見る予定の3本を回避したので、なぜかチェックしてあったから、見に来たのが本当。

 内容は、願望充足映画。同級生と話すこともできな男子高校生が、クラスの人気者女子とふたりだけ、なぜかパラレルワールドに飛ばされる。そこで両想いにならなければ、元の世界に戻れないという過酷なミッションを成し遂げようとする男子高校生のお話。

  いろんなところに注意が行き届いているいい映画だった。さいごの落ちが願望充足。

 

 

というわけで4本見るつもりだったが、部屋の模様替えという名の4Sを遂行するために、スルーしてしまった。

本に関する自縄自縛。

 購入した本1冊につき、2冊の本を処分する。

 

今週(2月1日から2月7日まで)見た映画

1.アーサーズ・ウイスキー (イギリス) ★3.5

   若返る酒、酒が切れると元の高齢女に戻る、というアイデアが楽しい。

  3人のばばあが残り少ない人生を若いからだで楽しむコメディ。

2.恋恋風塵        (台湾)   ★4.0

  見た記憶はないが、見た記録はある映画。全く記憶なし。

3.ファースト・キス     (日本)   ★2.5

  SFを幼児期から愛してきた身としては、タイムリープの扱いが雑。

  それと、時間軸が変わったあとの結婚生活、これ、

  男が15年間も女の性格に合わせて不満を隠して

  倦怠期を乗り越えろということか?

  電気ぐらい夫に言われなくても消せよ。

4.ザ・ルーム・ネクスト・ドア(アメリカ ★3.5

  安楽死がテーマ。重苦しい雰囲気はアメリカ映画だからか?

 

 

今年の自縄自縛(映画編)

  週4本まで 2日で見終わること。

  シネマスコーレ、キネマノイは別腹 ⁉

  よって、週3日は映画に使う。

 

 今週はもう1本予定していたが、先週みたシネマスコーレの3本

「紅夢」「菊豆」「しまねこ」の余韻が冷めず、来週に回してしまった。