映画「女優は泣かない」12月25日(有休) センチュリーシネマ

予備知識&期待感

 なぜか、見るリストに入っていたので。

 監督、主演女優ともに知識として持ち合わせていない。

 ただ、京都名古屋ともに1週間限定上映が気にかかる

 

というわけで、映画館に突入。

  観客30人程度。平日だからか?

 

観賞

  上層部からは使えない女優と演出家が、女優の故郷九州でテレビドキュメンタリーを

  作る話。

  なんとういうか「愛にイナズマ」と同じ構造の話。

  父から疎まれていると思っている主人公の女優は高校生の時

  母の7回忌の日に出奔する。

  以後一度も故郷に帰っていないのだが、今回の撮影のためのの宿が

  経費削減のため 自宅にされてしまい・・・・

 

  シナリオがあるドキュメンタリーをめぐる葛藤と、

  父と弟を母代わりに育てた姉と葛藤が、主人公を・・・

 

  楽しく、見ることができた。

 

  ただ、落ちにつながるラストはどうかと思う。

  それと最近多くないか、父が死に瀕することが。

安心度 4 

満足度3.5

 

蛇足  インディーズの監督諸氏には、このぐらいのわかりやすい映画を。

映画「17歳は止まらない」11月12日 シネマスコーレ

予備知識&期待感

 監督 北村美幸 女性監督が描く畜産高校。

 予告編 

 「キャバクラか」という教師役のセリフ。

 その教師の車の汚れの中に指で書き込む落書き。

 

 観たいと思った。

 

というわけで、映画館に突入。

  観客15人強か?

  女性客見当たらず、おいらのような中年から爺寸前までばかり。

 

観賞

  楽しかった。見て損はない。

  高校2年生の主人公が、先生に恋をして、無理やりものに

 しようと奮闘する話。

 この映画も、気承転結の転がはっきりとしており、ちょっと驚く。

 池田朱那演じる主人公に猛アタックされるのだが、この男性教師は

よく耐えられるなと感心した。首をかけるまでの相手ではない?

 畜産の方は、ひよこを育てて、半年ぐらいで首を絞めて、切り落とし

逆さにして血を抜いて、最終的にいただくまでを描く。

 題名通りの主人公に、ちょっと羨望のまなざし。

 

興奮度 4

満足度 4

 

蛇足  帰宅後、youtubeで舞台あいさつを見て、ひっくり返る。

    監督 中年男性かい。

    

    小学生の時、うちで飼っていた鶏を食べたことを思い出した。

    ”ひね”だったので、肉は固くおいしくはなかった。

映画 「フィリピンパブ嬢の社会学」 11月11日 ミッドランドスクエアシネマ

白羽弥仁監督作品。

 

予備知識及び期待感

  大学修士卒業論文が原作。

  舞台が春日井。が、ラーメン店ありがた屋を数回訪れただけで

  ほとんど知識なし。ま、昔の西春日井郡というよしみで。

  題名が 「セールスガールの考現学」のよく似ており好物。

 

映画館に突入。

  木曜日の予約の時点でほぼ満席。えっ、て感じ。

  ロビーは大混雑。ゴジラと法廷遊戯とこの映画。

  客はフィリピーナと春日井市民?が多し。

 

観賞後

  

  フィリピンの女性が出稼ぎに来る理由等ここで語られることに

  目新しいことは何も出てこない。

  ヴィザの件もそう。

  それより、ヒロイン役の一宮レイゼルに魅了される。

  翔太でなくても早晩誰かが惚れるだろうという可愛さ。

  これは、社会学ではなく、恋愛ものだと思う。


  

  満足度3.5

 

  舞台挨拶時、横の空いていた席に子供を連れた原作者夫妻が

  座られた。美男美女であった。

  

映画「#つんどる」 11月5日 ミッドランドスクエアシネマ

題名「人生に詰んだ元アイドルは赤の他人のおっさんと住む決心をした」

穐山茉由監督作品 脚本:坪田文

予備知識&期待感

 この監督の映画は「シノノメ色の週末」を見ている。

 原作は読んでいないが、評判はしっている。主演は深川麻衣

  

 このところ起承転結の転が激しい映画ばかりだったので、

 原作通りだつたら、奇妙ない癒しの映画になるはず。

 

 というわけで映画館に突入。

 観客15人程度。

 

観賞後

 期待通りの映画だった。

 井浦新演じるささぽんが、世俗にまみれた私としては、

 不審人物にしか思えない。

 深川麻衣演じる主人公は、まあ独身女性が生きてゆく

 大変さを体現したような設定(?)で・・・

 そのふたりのシェア生活を描いている。

 これは、年が離れており若い方が30歳というとで、

 違和感がある言い方だが、ななめの関係の大人とかかわる

 ことで成長をして大人になる物語ではないか?

 

 癒湯度4

 満足度3

 

 

映画「ザ・クリエイター 創造者」10月22日 ミッドランドスクエアシネマにて

予備知識及び期待感

 

 SF。渡辺謙が出演。

 見ようかどうしようか迷う。

 禁断の映画サイトレヴューを見てしまう。なんじゃこりゃー。

2つのサイトに投稿されているレヴューの評価が正反対なのだ。

俄然、興味がわく。

 

映画館へ突入。

 

え?

客席が9割がた埋まっているじゃなーい。

 

観賞後。

 

いやあ、堪能した。

近未来に起こるであろうAIの暴走、それがアメリカ西部での核爆発。

その後の世界の造形がすばらしい。

欧米諸国対ニューアジア。

ノマド

AIアルフィー

少女と野獣。

 

SFとは科学的妄想である。

ゆえにAIの描き方も妄想であり、非科学てきではある。

 

没入度 4

満足度 4

いやあ、渡辺謙がやたら日本語を発するのは、監督が日本への造詣

の深さゆえ?

ギャレス・エドワーズ 監督作品。

 

 

 

 

映画「女子大小路の名探偵」 10月14日 ミッドランドスクエアシネマにて

予備知識、あるいは期待感

  メーテレシネマ。それ以外は脚本が有名な秦建日子

 あと題名に「女子大小路」とあれば、見るしかない。

 「ら・けいこ」でラーメンを食べるためにしか立ち入らない

 あの地域をどう描くのか?

 

では、突入。

 

観賞後。

有休をとって観にきたかいもあり、観客8人。

 

ヒロインに華がない。がっかり。

柳ヶ瀬でホステス?無理だろ。

 

ミステリーとして、体裁を保とうとしているのは

解る。

でも、食い足りない。

 

落胆度4

 主演女優に集客力がないがわかった。

満足度2

 北原里英ゆきぽよ、柳ゆり菜に免じて、1にはしない。

 

映画「鯨の骨」 10月14日 名古屋センチュリーシネマにて

大江崇允監督作。

 

見る前。

 

題名に惹かれて観るリストにいれたのだが、

予告編を見る限り、自分が見る映画ではないような気が。

果たして、どうでしょうか?

映画館に突入。

 

客40人程度。俳優「あの」に集客力はなし。

 

○ 鑑賞後

 

やはり見るんじゃなかった。

恋人に振られた主人公が、同僚の勧めで

「マッチング・アプリ」をする。

 

そこで出会った女子高生?と顔合わせのあと、いきなり

自宅へ連れてくる。

主人公は相手を女子高生と認識していながら、なぜに自宅へ?

シャワーから出てくると、薬を大量に飲んで自殺。

相手の命より、自分が大切なわけで、すぐさま

証拠隠滅図ろうとする。

まだ死後硬直が始まる前に、穴に埋めようする。

が、穴をほっている間に息を吹き返し、逃げられる。

 

嘘みたいな物語の始まり。

 

VR とカリスマって、設定もなんだかなあ。

 

愕然度4

満足度2

 

最後の落ち?も予想を裏切らないんかい?