映画「エル・スール」 2月20日 伏見ミリオン座にて

予備知識&期待感
昨秋観た「みつばちのささやき」は3度目だったが、ほとんど
忘れており、姉の存在あるいは何度も手紙をやりとりする母が
新鮮だった。
この「エル・スール」のほうが好みで記憶に哀切なラストは
残っている。果たして・・・
 
というわけで、映画館に突入。
 この映画の前に見た「瞳を閉じて」の倍以上の入り
 
観賞後
 あれ?
 自分の記憶にあるストーリーとラストが違う。
 この映画も3度目なのだが、1回目の時はぴんと来ず
 2回目の時にいたくしみた記憶がある。
 最後、父親とかのレストランでダンスを踊ったあと
 さよならを静かに娘に告げて、南へ昔の想い人のところへ
 去るというラストに。
 が、そんなシーンはなかった。
 
 に、しても、やはり染み入る映画である。
 父と娘の物語というかおはなし。
 父の知らない一面を垣間見たとき、娘は何を思うのか?
 静かに静かに時は進む。
 そして・・・・
 自分に対する絶望感がああいう行動をとらしたのだろう。
 娘がそれを理解するには、若すぎる。
 
 
耽溺度4.5
 
 それにしても、自分の記憶とは違うラストにびっくり。