予備知識&期待感
監督 ヴィムヴェンダーズ 主演 役所広司
ぐらいか、前知識としてあったのは。
かなりの部分を忘れており、マジックミラー越しのシーンも
記憶とは微妙にちがっていた。
やはり、心にしみた。さすがに泣かなかったが。
(初回、名宝シネマでは涙が)
観ておくべき監督の1人。が、今回は作品賞ではなく、主演男優賞。
さて映画館へ突入。
老若男女で満員。地下鉄の名古屋駅のでかい広告のせいか?いや。
観賞後
日常の繰り返しが永遠につづくかと思わせる前半と
日常のルーティーンを壊すものが現れる後半。
人間は孤独を生きることは、むつかしい。
役所演じる主人公が、家から出て空を見上げるときの表情。
掃除を中断して、外で待つ時のほほ笑み。
キスされた頬を染める室内灯の明かり。
若い女と神田川をして出るとき、なじみの入浴客の悔しそうな表情。
いつもの昼食場所で出会うOLらしき女性との距離。
出来上がってきた写真をフォルダ?に年月を記入して保管。
等、心に残る場面がいっぱい。
憧憬度 4.5
満足度 4
蛇足。
この映画を見た後、ブックオフで偶然、発見。
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