映画「PERFECT DAYS」12月29日 伏見ミリオン座

予備知識&期待感

監督 ヴィムヴェンダーズ 主演 役所広司

ぐらいか、前知識としてあったのは。

 

今年の2月、大須シネマで「パリ、テキサス」を観た。

かなりの部分を忘れており、マジックミラー越しのシーンも

記憶とは微妙にちがっていた。

やはり、心にしみた。さすがに泣かなかったが。

(初回、名宝シネマでは涙が)

 

観ておくべき監督の1人。が、今回は作品賞ではなく、主演男優賞。

 

さて映画館へ突入。

老若男女で満員。地下鉄の名古屋駅のでかい広告のせいか?いや。

 

観賞後

日常の繰り返しが永遠につづくかと思わせる前半と

日常のルーティーンを壊すものが現れる後半。

人間は孤独を生きることは、むつかしい。

 

役所演じる主人公が、家から出て空を見上げるときの表情。

掃除を中断して、外で待つ時のほほ笑み。

キスされた頬を染める室内灯の明かり。

若い女神田川をして出るとき、なじみの入浴客の悔しそうな表情。

いつもの昼食場所で出会うOLらしき女性との距離。

出来上がってきた写真をフォルダ?に年月を記入して保管。

等、心に残る場面がいっぱい。

 

憧憬度 4.5

満足度 4

 

蛇足。

この映画を見た後、ブックオフで偶然、発見。

即購入。